オゾンの危険性と安全性

オゾンの危険性と安全性

よく「オゾンって危険ではないのですか?」というご質問をいただきます。「オゾンは危険」とイメージしている人が少なくないようですが、では、病院で処方される「薬」はどうでしょうか?危険ですか?安全ですか?

問題は、オゾンを正しく理解して安全に配慮をし、そして正しく使うということが大切です。

光化学スモッグもオゾンの仲間といえる存在で大変危険ではありますが、このスモッグは自動車の排気ガスと大気が夏場の太陽の強力な紫外線を受けて発生します。空気中の窒素が酸素と反応してNOxという物質をつくるからです。一方、酸素を原料に製造されたオゾンガスは純粋な酸素に高電圧がかかりオゾン化するので、安全なオゾンになります。

蛍光灯のような紫外線ランプで発生するオゾンも空気中の酸素にだけしか反応しないので安全なオゾンといえますが、発生量を含めたパワーは期待できません。最近、電解式オゾンとして、水の電気分解で製造するオゾンが食品業界で使用されていますが、殺菌力はあっても飲用はできません。

理由は簡単で、特殊な電極材料を使用するので、長期になると電極が溶け出し危険になるからです。また水から湧き出たオゾンなどを酸化させ、ステンレスなどを腐食します。こうしたケースから「オゾンは危険なもの」というイメージがありますが、下水処理場や浄水処理場などで大手電気メーカーが大量の空気を原料に高電圧のトランスで莫大な電力をかけ、オゾンガスを大量に発生させて使っていたためでもあります。

東京の金町浄水場ではオゾンを使った高度水処理技術で大変おいしい水を製造し、都知事がペットボトルに詰め、「東京水」として販売しています。(参考:東京水道局・ペットボトル「東京水」販売場所のご案内

日本では、オゾンという素晴らしい物質があるにもかかわらず、何故それが普及しないのかを考えてみました。オゾンはガス状で大変危険ではありますが、オゾンが水に溶解するとまったく性質が変わり、人間にとってはなくてはならない物質になります。

それにもかかわらず、オゾンガスを水に溶けこませる技術が乏しかった。だから水に混ざらない状態で販売されてきました。その結果、水から分離したオゾンガスを吸引した人が頭を痛めたり、吐き気をもよおすこともありました。オゾンガスは吸引しても人体に影響がない量として、0.1ppmという単位で規制されていて、その量は東京ドームに例えると、ボール1個くらいの単位となります。

オゾンは臭う酸素なので、死んだ人はいないと聞きますが、臭気があるので、故意に吸引すると頭痛や吐き気などがあるということです。

そこで改めて水にオゾンを混ぜあわせる技術になりますが、これが簡単なようで難しいとされています。そうした中で水にオゾンガスを混ぜるシステムが日本国中に販売され、オゾンが活気を呈するかのように思えましたが、市場で不評を買い、たちまち聞かなくなってしまったという経緯があります。(現在、オゾンはさまざまな業界で活躍しています)

オゾン発生装置には高い電圧がかかります。ところが発生体が安定せずにすぐ故障してしまうオゾン発生装置やオゾン水生成器が多かったため、悪評だったようです。

みなさまも、オゾン発生装置やオゾン水生成器をご購入の際には、そのあたりを十二分に加味し、優良販売店からご購入されるようにして下さい。