手は菌やウイルスの最高の乗り物!

手は菌やウイルスの最高の乗り物!

手から手にバトンタッチされる

食中毒や感染症の原因となる菌やウイルスは、その勢力をどんどん拡大していくために、人の「手」を利用しています。菌やウイルスにとって、人の手は最高の乗り物なのです。これはいったいどういうことなのか、ノロウイルスを例に挙げて説明しましょう。

ノロウイルスの感染した事例を見ると、もっとも多いのが人の手指を介して感染した事例です。

たとえば、ノロウイルスに感染した人が便をし、お尻を拭きます。その際に、ウイルスは手指につきます。ノロウイルスはアルコール消毒が効きにくく、しっかりと手を洗わないと除去することができません。この人は手洗いが不十分のまま、トイレを出て、生野菜を調理しました。手を乗り物にして、ウイルスは生野菜にうつってしまいます。

また、この人はトイレを出るときにトイレのドアノブを触っています。ウイルスは、ドアノブにもうつっています。そして次にトイレに入った人がドアノブを触ると、その人の手にウイルスはうつり運ばれます。

さらにその人が階段の手すりを触ると手すりにウイルスがつき……と、どんどん広がります。しっかりと手からウイルスを除去しない限り、ウイルスは手を乗り物にして、永遠にいろいろなところへ移動できるのです。こうして広がったウイルスが手指から口に入り、ウイルスに感染してしまいます。

しっかり消毒することが身を守る

このように、ノロウイルスは手を最高の乗り物として、多くの場所に広がることができるため、一人感染者が出ると、たくさんの人が二次的、あるいは三次的に感染してしまうケースが多いのです。

ノロウイルスの例を挙げましたが、ほかの菌やウイルスによる食中毒や感染症でと同じです。私たちが食中毒や感染症から身を守るためには、菌やウイルスにとって最高の乗り物でるか「手」をしっかりと洗い、消毒することが、もっとも大切な手段なのです。日ごろからそういうことを意識して、手洗いを励行しましょう!

Leave a Comment

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です


*